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めっちゃ!源氏物語

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343 回視聴 ・ 6いいね ・ 2024/05/03

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   / @metcha-gen  

【動画解説】
「雨夜の品定め」というのは、梅雨の晩に、4人の貴公子が集まって、メンズ・トークをする場面です。
今でも、男同士、女同士のおしゃべりの中心は、とりあえず「恋バナ」ですよね。

女の子は、片想いの人の名前を告(こく)ったり、誰と誰がつき合ってる、なんて噂話することが多いかもしれませんが、男の場合は、恋の武勇伝。もしくは、失恋の自虐ネタかな? …今も昔も変わらないですよね。

ですが、この雨夜の品定めのくだり、けっこうタラタラと長いんです。
「源氏物語を全文読もう」と意気込んでいる人も、多くがこの場面で挫折してしまいます。
「てか、この場面いる?!」…なんて思いますよね~。
したがって、ダイジェスト版やあらすじ解説などでは、この雨夜の品定めの場面は、けっこう省略されていることも多いんです。

ですが、実は、この部分を省略してしまうと、次の「空蝉」や「夕顔」につながっていかない!
雨夜の品定めは、源氏物語のなかでは、必要不可欠な存在なのです。

では、どういう理由で、この場面が必要なのでしょうか?
「雨夜の品定め」の設定状況の必要性について、めっちゃ語っていきます。


【用語解説】
・雨夜の品定め(あまよのしなさだめ)
 『源氏物語』第二帖「帚木 (ははきぎ)」の巻で、五月雨の一夜、光源氏、頭中将、左馬頭、藤式部丞の4人が女性の品評をする場面。

・空蝉(うつせみ)
 蝉の抜け殻のこと。『源氏物語』第三帖の巻名でもあり、この巻に登場する女人のあだ名でもある。光源氏が部屋に忍び込んだとき、小袿のみを残してするりと逃げてしまったことからそう呼ばれる。

・夕顔(ゆうがお)
 ツル性の白い花を咲かせる一年草。『源氏物語』第四帖の巻名でもあり、この巻に登場する女人のあだ名でもある。初め頭中将に愛されて玉鬘 (たまかずら) をもうけるが、のち光源氏と恋愛関係になり、ある夜、物の怪(もののけ)に襲われて急死する。

・頭中将(とうのちゅうじょう)
 光源氏の正妻・葵上(あおいのうえ)の兄。源氏とは親友で良きライバル関係であった。

・通い婚(かよいこん)
 平安時代主流の結婚形態。結婚した夫婦が別々の場所に住みながら、定期的に夫が妻の家を訪れる婚姻スタイルのこと。妻問婚、招婿婚ともいう。

・葵の上(あおいのうえ)
 光源氏の最初の正妻(第一妻)。左大臣邸の愛娘。息子・夕霧(ゆうぎり)を産んだのち、六条御息所の生霊に呪い殺される。

・左馬頭(さまのかみ)
 律令制で、左馬寮(さまりょう)の長官。従五位上相当。ひだりのうまのかみとも。「雨夜の品定め」では、豊富な女性経験を披露する。

・藤式部丞(とうしきぶのじょう)
 式部省(しきぶしょう)は、日本の律令制における八省のひとつ。六位相当。藤式部丞は、『源氏物語』の中でこの場面のみに登場する人物で、係累などは一切不明である。

・藤壺宮(ふじつぼのみや)
 桐壺帝が寵愛していた后。光源氏の亡き母(桐壺更衣)にうりふたつであり、源氏の初恋の女性でもあった。

・六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)
 桐壺帝時代の前東宮(前坊)の妃で、六条京極に住まいを構えていることからこの名がある。光源氏の愛人の一人で、プライドが高く、嫉妬・悔しさ・光源氏への断ち切れない愛情が渦巻き、生霊と化してしまう。

・紀伊守(きのかみ)
 紀伊国(現在の和歌山県および三重県南西部)の藩主。相当官位は従五位上。

・伊予介(いよのすけ)
 伊予国(現在の愛媛県)を管轄する官僚。紀伊守の父。相当官位は従六位上。

・方違え(かたたがえ)
 陰陽道に基づいて平安時代以降に行われていた風習のひとつ。自分の行こうとする所が凶方角に当たるとき、いったん別方角の(知人・縁者などの)家へ泊まり、翌日、そこから目的地に向かうというように、災いを受ける方向へは行かないようにすること。

・常夏(とこなつ)
 撫子(なでしこ)の古名。また、「雨夜の品定め」の頭中将が以前付き合っていた女性のあだ名。頭中将が送った「撫子(=子ども)よりも常夏(=あなた)の方が大切ですよ」という歌の見立てからこう呼ばれた。

#帚木 #雨夜の品定め #めっちゃ!源氏物語

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